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FNシリーズ第4戦AUTOPLISレビュー [えふぽん!]
FNシリーズは第4戦、舞台を九州のAUTOPOLISに移して開幕した。
レース前の記者会見では、EsuranがOraoraから参戦することが発表された。
EsuranはSUPERGTシリーズに参戦し、第2戦では2位表彰台も獲得した実力派ドライバー。
久しぶりのシリーズ復帰、しかも新興チームということで準備不足感は否めないが、
重いマシンを操ることに長けていることは証明済みなだけに、今後の活躍に期待が集まる。
予選
Q1は唯一52秒台を記録したAUBのMmnguがトップ通過。
2位にはK_ONのTakomaxが続き、ZakospeedのYashima、FujiyamaまでがQ2進出。
tanasinnのYassan、Yellow gateのRinmanはわずかに及ばず5位6位。
Esuranはシェイクダウンテストを兼ねていることもあり、タイムを伸ばせず7位となった。
Q2を制したのはFujiyama。Mmnguを0.083秒差の僅差でPPを獲得した。
MmnguはQ1タイムでフロントロー。Takomax、Yashimaがそれに続いた。
決勝
シグナルのブラックアウトと共に、7台のマシンの咆哮が大分の山中に木霊する。
ホールショットを奪ったのは4番手から一気に飛びだしたYashima。
前戦美祢も4番グリッドのTakomaxがホールショット。
このシリーズ、4番グリッドに何かしらの秘密が隠されている。ことはないと思う。
2位以降は混戦模様。MmnguとTakomaxがやや出遅れ、RinmanとYassanが前に出た。
1周目のオーダーは、Yashima、Fujiyama、Rinman、Yassan、Mmngu、Takomax、Esuran。
2周目、1コーナーでYassanがRinmanをパスするがRinmanもクロスラインで粘る。
両者は2コーナー手前で交錯し、Rinmanがポジションをキープした。
3周目、1コーナーでFujiyamaがYashimaをパス。
Yashimaもアウト側で粘ったが、2コーナー手前でFujiyamaが前に出た。
4周目、4位のYassanが2コーナーでポールヒット。Mmnguに抜かれて順位を落とす。
5周目、3位走行中の1コーナーでRinmanがコースオフ。一気に6位まで順位を下げてしまった。
6周目、4位を争うYassanとTakomaxのバトルが激しさを増す。
Takomaxがストレートで並びかけYassanがクロスラインなどで凌ぐラップが続いたが、
9周目の1コーナーでYassanがアウトにはらんだ所をTakomaxがオーバーテイク。
ここはTakomaxの粘り勝ちというところか。
11周目、トップはFujiyama。2位Yashimaと3秒差、3位Mmnguとは10秒以上の差をつけて独走態勢に入っている。
4位以下はTakomax、Yassan、Rinman、Esuranの順。
Esuranは復帰戦&シェイクダウンレースということもあり、なかなかペースが上げられない。
13周目、Yashimaが一番最初にピットインするが、自分のピットを行き過ぎてしまい約3秒のタイムロス。
この隙を逃さず、1コーナーでTakomaxがYashimaをオーバーテイクし3位に浮上。
15周目、2位Mmngがピットイン。ややタイヤ交換に手間取り4.0秒でピットアウトした。
また同じ頃、RinmanがYassanに猛チャージ。
Yassanも何とか凌ぐものの、最後はRinmanがヘアピンでインを突いて5位に浮上した。
16周目、Fujiyama、Takomax、Yassanが一斉にピットイン。
また17周目にはRinmanがピットインでタイヤ交換を行う。
タイヤの消耗が厳しいAPでは、レース折返しでのタイヤ交換がセオリーな選択なようだ。
18周目の時点で、Fujiyama、Yashima、Mmngu、Takomax、Rinman、Yassan、Esuranの順。
3位Mmnguは2位Yashimaに1周1秒近く速いペースで迫っている。
また、この時点でEsuranは未だピットインしていない。
21周目、Yashimaを猛追していたMmnguがメインストレートで並びかけるが、Yashimaは強引に被せて2位をキープ。
Mmnguは強引なブロックで行き場を失いペースダウン。
観客席に陣取るMmngu応援団からは、黄色い悲鳴が巻き起こる。
30周目、Takomaxが2回目のピットイン。Sタイヤに変えてFLを狙う。
31周目、MmnguがYashimaの1秒差以内まで近づいたものの既にタイヤがグリップせず、
あと僅かのところでYashimaを逃してしまった。
33周に渡るレースは、Fujiyamaがほぼ独走で今季3勝目を挙げた。
2位にはYashimaが入り、Zakospeedはこれで4戦中3度目の1-2フィニッシュ。
3位Mmnguは、参戦レースに限れば2回連続の表彰台となった。
ちなみに、久々のレース復帰となったEsuranは、このシリーズ初のタイヤ無交換作戦で関係者を驚かせた。
シリーズポイント
序盤4戦を終えたFNシリーズポイント争いは、Fujiyamaが34ptでトップ。
2位Yashimaが21ptでポイントでもZakospeedが1-2となっており、
次戦以降の他チームのZakospeed包囲網はさらに厳しさを増しそうだ。
次戦は5/20、富士スピードウェイで第5戦が開催される。
日本人ドライバーなら誰もが走り慣れている富士は、1コーナーのブレーキ勝負が見どころ。
混乱必至のサバイバルレースを制するのは果たして誰か。
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