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FNシリーズ第1戦仙台レビュー [えふぽん!]
久々のMROシリーズ戦となるFormulaNipponは仙台ハイランドで開幕、
仙台の天気は快晴で絶好のレース日和となる中、Takomax、Fujiyama、Yassan、Yashima、
そして通信手段の影響で当日エントリーとなったRinmanがコースに姿を見せた。
・フリー走行
フリー走行は各チームとも決勝に向けた燃費調整やセッティングに神経を集中し、
これまで大勢を占めていた予選練習は最後の数周に限られる展開となった。
そんな中で好タイムを記録したのはK_ONのTakomaxとtanasinnのYassan。
終了直前にタイムを出して、好調さを見せつけた。
・予選
予選はMRO初のノックダウン方式で、今回はQ1は5台、Q2は3台で争われる。
Q1を制したのは予選に弱いと定評のあるZakospeedのYashima。
2位以降には急遽参戦でチーム名未定のRinmanとZakospeedのFujiyamaが続く。
一方、Yassanは僅か0.010秒差でQ2進出を逃し、TakomaxもまさかのQ1敗退となった。
続くQ2もYashimaが好調をキープ、一人51秒台を出して第1戦のPPを獲得した。
セカンドローにはRinman、Fujiyamaはマシントラブルでタイムを伸ばすことが出来なかった。
・決勝
スタート直後の1コーナー。Yashima以外の4台がいきなり4ワイドで観客を沸かせる。
この1コーナー。TakomaxとFujiyamaはなんとか抜けられたものの、
行き場を失ったYassanは2コーナーイン側ポールに激突して順位を落とし、
Rinmanは少し引いて1コーナーに侵入せざるを得ず、1周目を終わった段階で4位に後退した。
3周目、Yassanがコース上でストップし、再び走り出す。どうやら燃料トラブルに見舞われたらしい。
Yassanは燃費走行で何とか完走を果たしたが、フリー走行で好調だっただけに惜しまれる結果となった。
序盤はYashimaがレースをリード、一時2位以下に6秒以上の差を広げる。
2位はFujiyama、Takomax、Rinmanの三つ巴の争いだったが、8周目にRinmanがピットイン。
Rinmanはクリアなコースでペースを上げる作戦のようだ。
15周目にはTakomaxがピットイン。少しナットが噛んだか3.8秒でピットアウト。
16周目、Yashimaはタイヤが苦しくなってミスを連発し、一気に差を詰めていたFujiyamaに抜かれてピットイン。
YashimaはTakomaxの直前でピットアウトするがすぐに追い抜かれ、この2周で1位から4位に転落した。
18周目の時点でFujiyama、Rinman、Takomax、Yashima、Yassanのオーダー。
Fujiyamaはこの時点で、未だピットインしていない。
21周目、先ほどピットインしてタイヤを変えたばかりのはずのTakomaxが再びピットイン。
Sタイヤにしても早い6周でのピットイン、スローパンクチャーでもあったのか。
22周目、Rinmanが2回目のピットイン。
3位で復帰し、ここから最終ラップまでTakomaxとの3位争いが白熱する。
23周目、ようやくFujiyamaがピットイン。ここまでタイヤを持たせる技術はさすがの一言に尽きる。
残り周回数は10周を切り、当然Sタイヤに交換。しかも、わずか2.9秒の早業ピットアウト。
コース上では少し前にYashimaがトップに出ていたが、タイヤが温まって2周ほどで追い付くと、
残り5周となった28周目のヘアピンでYashimaをインからパス。
そのあとは、タイムを52秒台に引上げて独走トップチェッカー!
記念すべき開幕戦の勝者となった。
2位にはFujiyamaを抑えきれず精根尽き果てたYashimaが入り、
Zakospeedがいきなりの1-2フィニッシュを飾った。
3位争いは最終ラップまでもつれたものの、RinmanがTakomaxを振り切り表彰台をもぎ取った。
次戦は5/13、筑波サーキットで第2戦が開催される。
大きなレースはSGT以来となる筑波は、狭くて短く混戦必至。
今回出場できなかったドライバーも含め、白熱したバトルが予想される。
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