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FNシリーズ第6戦菅生レビュー [えふぽん!]
FNシリーズは折り返しの第6戦を迎え、この春改修を受けたばかりのスポーツランド菅生には、
今季最多となる9台のマシンが終結して熱い火花を散らした。
優勝 Rinman (Q1:2位、Q2:2位) Yellow gate
フロントロースタートとなったRinman、序盤はスタートで飛び出したFujiyamaに対しやや遅れを取るが、
中盤に差し掛かると徐々に差を詰めて背後につけ、14周目に2台同時のピットイン。
ここでYellow gateはRinmanの走りに応える素早いタイヤ交換を行い、ピットレーンでの逆転劇を演出した。
ピットアウト後は後続との交錯で一度はトップを明け渡したものの、17周目にはFujiyamaを再度オーバーテイク。
その後はFujiyamaの追撃をブロックでかわし、最後はマシントラブルに見舞われながらもトップチェッカー。
Rinmanはこれがキャリア初優勝、シャンパンファイトでは勝利の美酒に酔いしれた。
2位 Fujiyama (Q1:1位、Q2:PP) Zakospeed racing
PPから勢い良く飛び出したFujiyamaは2位以下にに4秒差を広げるが、
レース中盤になるにつれ2位Rinmanにその差を詰められてしまう。
ピットインはRinmanと同時の14周目。
Zakospeedのピットはこれに焦ったかタイヤ交換にもたつき、ピットでRinmanに逆転されてしまう。
ピットアウト直後は混乱に乗じてトップを奪い返すもののすぐに逆転され、
しばらくはRinmanの背後につけて前を窺うもののブロックに阻まれる走行が続き、
最後は徐々に引き離され2位でフィニッシュした。
3位 Yassann (Q1:4位、Q2:3位) tanasinn racing
3番手からスタートしたYassanはスタートで出遅れて6位まで順位を落としたものの、
序盤に4位まで順位を戻すと3位Yashimaの背後にピタリとつけてチャンスを窺う。
ピットイン後もYashimaにプレッシャーをかけていたYassanだったが、
18周目に自らのミスで差を広げられ万事休す…かと思いきや、
その後は猛烈な追い上げで一気にYashimaの背後に迫ると、
26周目の馬の背ではオーバーランしたYashimaのインを突いて3位に浮上。
最後は粘るYashimaの追撃を振り切って、今季初の3位表彰台を獲得した。
4位 Yashima (Q1:6位) Zakospeed racing
Q1を6位で終えたYashimaだったが、スタートでは得意のロケットスタートで飛出し、
序盤の混乱が収まったところで3位につけた。
Yashimaは少し早めの13周目にピットインし、クリアなコースでタイムアップを図る。
その後は26周目まで3位をキープしていたYashimaだったが、
タイヤの劣化とYassanのプレッシャーに耐えきれずに馬の背でコースオフ。
その隙を突かれて4位に転落すると、最後までYassanの前に出ることは叶わなかった。
5位 Tosy (Q1:7位) Team Roman
筑波以来2度目の出場となったTosyは7番手からスタートするも、混乱に巻き込まれ最下位に転落してしまう。
序盤は我慢のレースとなったが、9周目にPackとTakomaxの混乱を上手くかわして5位に浮上。
そこからはいつもの安定した走りを見せ、14周目には一時的にトップを走行した。
Tosyは16周目にピットインした後も安定した走りを続け、最後はTakomaxが迫るも守りきり、
今季2度目の5位フィニッシュで2ptを獲得した。
6位 Takomax (Q1:5位) K_ON
5番グリッドのTakomaxはスタートで後続に先行を許して順位を落とし、
序盤はYashimaやPackに行く手を阻まれるレースとなった。
ピットインは他車より遅らせ17周目となったが、ピットアウト直後も混乱に巻き込まれ、
ポイント圏外の7番手まで順位を下げてしまう。
それでも粘り強くレースを続けると27周目にはミスを続けたPackに追いつき、
最終コーナーでインを突いて6位に浮上。貴重な1ptを獲得してレースを終えた。
7位 Pack (Q1:3位、Q2:4位) Arakawa Under the Bridge
4番手スタートとなったPackは上手く切り抜け3位をキープしたが、
その後は自らのミスなどで徐々に順位を失ってしまう。
ピットインは17周目。コースに戻るとその後は安定して6位を走行する。
しかし27周目、3コーナーとレインボーコーナーでミスを続けたところをTakomaxに追いつかれ、
終には最終コーナーでTakomaxの先行を許し7位でレースを終えた。
8位 Anning (Q1:8位) THIRD Club
美祢以来、2度目の出走となるAnningは予選8位。
スタート直後は混乱に乗じて7位に浮上、序盤はベテランTosyを抑え込む走りを見せるが、
4周目のレインボーコーナーでポールヒットし順位を落とす。ピットインは最も早い12周目。
その後はペースが上がらず、1周遅れの8位でレースを終えた。
9位 Esuran (予選タイムなし) Oraora
Esuranは交通事情でマシンの部品がコースに届いていないトラブルに遭い、
フリー走行、予選、そしてスターティンググリッドにもマシンを間に合わせることが出来なかった。
しかしOraoraはレースが始まっても諦めずににマシンを完成させ、Esuranはテストランを兼ねてレースに出場。
7周遅れで完走を果たした。
※3位と4位は表示が逆、正しくは3位Yassan、4位Yashima。
FNシリーズはこれで前半戦の日程が終了した。
シリーズポイントは50ptを獲得したFujiyamaが、2位以下にダブルスコア以上の大差をつけて独走中。
2位にはYashimaが24ptでつけ、1pt差の23ptでTakomax、19ptのRinman、18ptのMmnguが続く。
後半戦は1週間のインターバルを開け、5/28に第7戦十勝が開催される。
Fujiyamaの圧倒的有利で後半戦を迎える事実に変わりはないが、
インターバル期間中もマシンのアップデートやテスト走行が可能となっており、
後半戦に向けた各チームの動向が注目される。
※リザルト&リプレイは上記リンクにアップ済。ご自由にお取り下さい。
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