サーキット紹介 ～茂原ツインサーキット～

今回からしばらくの間、

これまでＭｉｋａｓａ設計事務所で作ってきたサーキットの紹介をしようと思います。

ええ、ぶっちゃけ次のサーキットを描くまでの時間稼ぎですが、

気にしない方向で読んでください。

それでは記念すべき第1回目、今回は「茂原ツインサーキット」です。

ここは私が初めて作ったMRO用サーキット、何もかもが初めてで、とても苦労しました。

なんせこれまでPCで絵を描いたことの無い人間だったので、

レイヤーとかパスとか最初は全く知らない状態で描いてました。

その記念すべき第1回の作品がこちら。

う～ん…　今見ても　とても酷い…　orz

本当は記憶の彼方に消し去ってしまいたいぐらい恥ずかしい出来ですが、

あえてここは初期作品を載せてみました。一人SM？

この頃はパスの使い方が分からず、全てを鉛筆や筆ツールで塗って描いてました。

レイヤーなんて知らないから、上から上からベタベタ塗って…

ペンタブレットも無いからトラックボールをコロコロと…　手がつりそうでしたよホント。

でも結局、このコースはアップしたのは良いものの、すぐにお蔵入りにしました。

当時の私でも、このコースはいくらなんでも酷いなと思っていたので、

あっという間に作り直した記憶があります。 

あと、ちょうどその頃、レイヤーとパスの使い方を知ったのも描きなおしの動機でした。

レイヤーとパス…　本当の絵描きさんなら知ってて当たり前のツールですが、

私はこん棒からエクスカリバーに持ち替えたぐらいの感動を覚えたもんです。 

で、それで出来た2作目がこちら。

絵が小さくて良く分からんかもしれませんが、

「コースが真っ直ぐ描ける」「コーナーが自由自在に描ける」ようになっただけでも、

当時の私の中では小踊りしながら喜ぶような出来事でした。

しかし、「さぁ、これならどうだ！」って勢いよくアップしたこのコース、

ショートカット防止のためにガードレールを近づけすぎた為、

他のドライバーさん達から「市街地よりも難しい」って言われてしまい、

3日も持たずに作り直しを余儀なくされた幻のコースになってしまいました。

このゲームはガードレールの配置が難しく、

甘くしすぎるとショートカットし放題になってしまいますし、

近づけすぎると市街地コースと変わらなくなってしまう…

今でもその配置に悩むことが多いです。

で、色々と作り直して、現在はこの形に落ち着いています。

な～んかガードレールがカクカクしてますけど、これも当時の画力の限界。

縁石の内側とか抜きどころのヘアピンとか色々コース幅を広くしているので、

レコードラインは自由に取れるよって言ってくれた人もいますが…

建物の立体感とかアスファルトのパターンとか色々と残念な点が多いことと、

元々1kmちょっとの走行会やカートコースレイアウトのためレースをしても抜きにくく、

現在ではほとんど使われないサーキットになってしまいました。

このコースは私も実際に走ったことがあり、思い入れのあるコースだけにちょっと残念ですが、

一応F1をメインにしているゲームなので、

このコースの需要が無いのはしょうがないのかなと思います。

 

では、ダラダラと長くなりましたが今回はこの辺で。

次回以降も、これまで作ったサーキットをダラダラと紹介しつつ、

新サーキットの情報を小出しにして、お客さんを逃がさないようにしようと目論んでいます。

ぜひまた、お立ち寄りください。

タグ：オンライン レース ゲーム MRO F1 茂原ツインサーキット