Mikasa Drawing Office ジオシティ出張所には、MRO用のサーキット、カースキンなどを展示しております。
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FNシリーズ、リザルト&リプレイ。Downloadはこちらから。
FNシリーズ第3戦美祢レビュー [えふぽん!]
MRO、FNシリーズは山口県美祢サーキットに舞台を移し、第3戦が行われた。
パドックで注目を集めたのは、このレースから参戦する新人Anning。
フリー走行では各チームがレースセッティングを順調に進める中、
Anningの所属するTHIRD clubのピットでも、初レースに向けたマシン調整が進められた。
予想不可能の美祢のレースは、間もなくスタートの時を迎える。
美祢プレビュー [えふぽん!]
FNシリーズ第3戦は、山口県美祢サーキットに舞台を移す。
美祢は「何かが起こるコース」。
天候が変わりやすい山間部という地形、低ミュー路面、抜きにくいレイアウト、
速いクルマが勝てるとは限らないコースの特徴が、レースの面白さを増幅させている。
今回は予選での位置取りはもちろんのこと、
状況変化への対応力がカギとなるレースになる。かもしれない。
なお、現実の美祢は既に閉鎖されており、現在はマツダ社のテストコースとして利用されている。
【ニュース】 AUB(Arakawa Under the Bridge) Racing 、Packと契約 【速報】
第2戦筑波の予選直前、AUBがPackとの電撃契約を発表し、パドックに衝撃が走った。
Packはデビュー直後から注目を集める若手有望ドライバーの一人。
Formula Bravoでは新人ながら2位表彰台、ATMCではシリーズ4位の好成績を残し、
今シリーズはどこのチームと契約するのか、と噂されていた中での発表だった。
筑波は準備不足からか6位に終わったが、今後のPackの活躍から目が離せない。
GT4台 [その他]
ほぼ記事を書き終えたところで記事が消えたんで、今日はやる気なしモード。
オフラインエディタが欲しい…
左から順に、Axioカローラ、B4、MOLA Z、坂東アルテッツァです。
Zとカローラはこないだの色違い。
アルテッツァは09のが気に入らなかったので全部描きなおしました。
B4はちょっと陰影いじった程度です。
それにしても、4ドアはやっぱレースカーに向いてないと思う。
資料の写真とか見ててもバランス悪いしカッコ悪い。
よって、スキンがカッコ悪く見えるのも私のせいじゃありません。かもしれません。
2ドアクーペで出してくんねぇかなぁ。
FNシリーズ第2戦筑波レビュー [えふぽん!]
MROFNシリーズは本州を南下し、快晴の筑波サーキットで第2戦が行われた。
このレースでは、前戦出場できなかったAUBのMmngu、RomanのTosyが今季初参戦。
またAUBはPackとの契約を発表。これで2チーム目の2台体制となった。
予選
Q1では、Mmngu、Takomax、Pack、Rinmanの4台がQ2に進出し、
ZakospeedのYashima、Fujiyama、そしてTosyがQ1で脱落となる。
Q2では、Q1のタイムを生かしてMmnguがPPを獲得。
Yellow GateのRinmanは、Mmnguと表示上同タイムという好アタックでフロントロー。
3位にはK_ONのTakomax、Packは4位からのスタートとなった。
決勝
スタートで勢い良く飛び出したのはZakospeedの2台。RinmanとPackはやや出遅れてしまう。
PPのMmnguはTakomaxに先行を許すものの、すぐに追いついてオーバーテイク合戦に。
1周目の最終コーナー、Yashimaがコースオフして最下位へ。
また2周目にはMmnguが同じ所でコースオフ。3位に転落してしまう。
4周目、第1ヘアピンでTakomaxがアウトにはらみ、Fujiyamaがパスしてトップに立つ。
7周目のオーダーは、Fujiyama、Takomax、Mmngu、Tosy、Yashima、Rinman、Pack。
8周目、Tosyとバトル中だったYashimaがピットイン。クリアなコースでタイムアップを図る作戦か。
14周目、今度はTakomaxが最終コーナーでコースオフ。Mmnguはここで2位を奪い返す。
また同じ頃、4位争いをしていたRinmanが突如ペースダウン。
Rinmanはマシントラブルに苛まれ、最後まで思うようなレースが出来なかった。
16周目、5位走行中のPackがピットイン。ややタイヤ交換に手間取ったか4秒フラットでピットアウト。
17周目、Fujiyama、Takomax、Mmngu、Tosy、Yashima、Rinman、Packのオーダー。
18周目、2位のMmnguがピットイン。タイヤ装着に少し手間取ったか3.9秒でピットアウト。3位でレースに復帰。
レースは折り返し地点を迎え、ピットレーンが活気を帯びてきた。
19周目にはTosyとRinmanがピットイン。
Tosyは3.4秒とまずまずのタイムでピットアウトするものの、Packが一瞬早くTosyの前に出る。
そしてRinmanはピット速度違反の判定。ピットスルーペナルティで遅れを広げてしまった。
20周目、2位のTakomaxがピットイン。3.2秒でピットアウトしたが、Yashimaに抜かれて4位に後退。
21周目、トップのFujiyamaが2位Mmnguに20秒近いセーフティリードを保ってピットイン。
しかし、ここでまさかのピットレーン速度違反。ピットスルーペナルティを受けてしまう。
Fujiyamaはピットスルーを焦ったか、翌周さらに速度違反を重ね2周連続のピットスルー。
これで4位まで順位を落としたFujiyama。開幕2戦連続優勝は露と消えた。
24周目、2位を走っていたYashimaにTakomaxが追いつき、1コーナーでオーバーテイク。
Yashimaはこのあとズルズルと後退、上位についていくことは出来なかった。
26周目、今度は2位TakomaxにFujiyamaが仕掛ける。
最終コーナーの進入でFujiyamaがアウトから被せるがTakomaxも譲らない。
2台並走のまま1コーナーまで続いたこのバトルはTakomaxに軍配が上がり、
これを見守るメインスタンドの観客からは大歓声が沸き起こる。
27周目、PackがS字でポールヒットした瞬間を見逃さず、Tosyが5位に浮上。
Packは28周目のメインストレートで再び並びかけるも及ばず、終には力尽きてペースを落とす。
35周の間、幾度も順位が入れ替わった筑波は、
Mmnguが終始安定した走りを見せ、ハットトリック達成の完全勝利を飾った。
次戦は5/16、山口県の美祢サーキットで第3戦が開催される。
山間部に位置する美祢は、一筋縄ではいかないレースが繰り返されてきたコース。
展開次第によっては波乱のレースが待ち受けているかもしれない。
※リザルト&リプレイ
第1戦のも含めてアップしなおしました。御入用なものだけ落していってください。
あと残念ながらリプレイファイルは1.00-3では再生できません。
0.99Aと0.98Mで再生できることは確認済みなので、以前のバージョンで見てください。
FNシリーズ第2戦 筑波プレビュー [えふぽん!]
MROフォーミュラニッポンシリーズは第2戦、茨城県の筑波サーキットに舞台を移す。
筑波はかつてF3000やGr.Aなど数多の名勝負が繰り広げられた歴史あるサーキットで、
MROにおいても様々なシリーズ戦に登場する名コースである。
また、多くのレーシングチームやメーカーがテスト走行に使用するコースとしても知られ、
ドライバビリティとマシン力の両方を評価できるサーキットである。
・特徴
そのコース幅の狭さは数多のドライバーを苦しめており、MROにおいても屈指の難コースである。
レースではスタート直後の1コーナーからのインフィールドは混乱が起こりやすく、
バックストレートからほぼ全開で入る最終コーナーは左タイヤへの負担が非常に大きいため、
ベテランドライバーでも慎重にならざるを得ないコーナーとなっている。
・戦略
バックストレートから1コーナーまでの高速区間は、
コース幅の狭い筑波でもとりわけ危険な個所ではあるが、有効なオーバーテイクポイントでもある。
インフィールドで相手の背後についてバックストレートエンドで勝負する姿がよく見かけられるが、
ミスをすると自分がコースアウトする危険もはらんでいるので注意が必要。
ピットインは1~2回が予想され、左タイヤの使い方によっては戦略は大きく変わるだろう。
・エントラント
前戦のフリー走行中にエントリーを果たしたRinmanは、Yellow Gateからの参戦となる。
若手ながら速さと安定感を兼ね備え、かつセッティングの上手さにも定評があり、
開幕戦ではTakomaxを振り切って表彰台を獲得した。今回も上位進出が期待される。
仙台では参加を見送ったMmngu、Tosy、Anningらの参加も予想され、より白熱した戦いが期待できる。
※訂正:F3000⇒F3
GTスキン2台 [その他]
今回は痛GT特集。
初音ミク X GSRポルシェ
3年目のミクGTです。たしか。違ったらごめんなさい。
萌系の絵、派手な色使い、まさしく痛GTと呼ぶにふさわしいと思います。
昨年までのZ4から一転、今年はチームが変わった都合でポルシェになりました。
描き手としてはこっちの方が特徴を出しやすいので助かります。
が、ミク車はカラーリングが難しい。今回も苦戦しました。
ベースが白いので明るい色はぼやけてしまうし、ボンネットのレーシングミクさんは小さなドット絵じゃどうにも再現できません。
今回、色に関してはどうしようもないので、ボンネットのミク絵を少し強調してみました。
09よりはだいぶ痛車っぽくなったと思います。
ちなみに、7月の菅生から"また"カラーリング変わるらしいです。うへぇ。
マッハGOGOGO車検408R
おなじみのマッハ号です。
車検屋さんとタツノコプロのタイアップで、調べてみたら2002年からの出場。もう9年目になるとのことでした。
痛車なんて言葉が存在する前から走ってましたから、痛車って言ったら怒られますね。
既にSGTの顔といっても過言ではなく、ここまで長く続けられるというのは尊敬に値します。
最近はトップ争いに絡むことも多いマッハ号。今年も活躍が楽しみです。
ベース車両が320⇒408に変わったので、スキンもちょこまかと描き直しました。
09よりは「マッハ号」に見える仕上がりになったかもしれません。なってないかもしれません。
Downloadはこちらから。
とりあえず、リクエストをもらった痛GT系はこれで全部そろったかと思います。
あとはのんびり描こうと思います。
エヴ●カローラ [その他]
アニメのセリフとか題名を使うと、とたんにPV(ページビュー)が跳ね上がります。
PVが増えるのはMROの宣伝にもなるので良いのですが、やっぱなんかちょっと怖いです。
ってことで、今回はオール伏字です。
エヴ●カローラ写真がたくさん掲載されているHPを教えて頂いたので、大急ぎで作りました。
エヴ●ンゲリオンRT初号機aprカローラ
こんなもんで満足していただけるかどうか…
09でもカローラを2台作ったのですが、今回はボディから全部描き直しました。
やっぱ4ドアセダンはいまいちレースカーぽくできない。GT300の中では一番描くのが難しい一台です。
09のはちょっとセダン形状にこだわり過ぎたので、今回はちょっと前後のバランスをいじってみました。
ほんのわずかですが、なんとなくそれっぽくなったような気がします。
カラーリングはいろんな資料を見ながら描きました。
Fujiyamaさんから教えて頂いたページはもちろんのこと、
他のブログとかでアニオタ"大きなお友達"がいっぱい写真載せてくれてたんで、資料には事欠きませんでした。
おかげでデスクトップはカローラ画像だらけ。なんとなく雰囲気が出てるように感じて頂ければ幸いです。
エヴ●はリクエストを頂いたマシンですし、全車種まとめてアップするまでにはかなり時間がかかるので、
今回は出来たものから順次追加で配信しようと思います。要するにももさん方式ですね。
もちろん最終的にはまとめてアップする予定ですが、その時には色々と修正が入るかもしれません。
DLされる方はそのつもりで落してください。
そういや、エヴ●なんてもう10年以上前のアニメですよね。
未だに流行ってるのにビックリしました。パチンコとかの影響?
10年前…、まだ子供だった私は、このアニメがいまいち理解できなかったんですよね。
まぁ今でも永遠の18歳ですが何か?
昨日のレースとSGT10スキン [その他]
昨日のレース回想。
予選はなぜかPPを獲得。みんなことごとくミスってラッキーです。
せっかくのPPなので序盤から一気に逃げ切ろうと思ったらタイヤを使いすぎたようで、
20周ぐらい持つはずのタイヤを16周で使い切ってしまいました。
曲がらないマシンでミス連発、そこそこあったリードもあっという間に使い果たして2位転落。
タイヤ交換後はタイムも安定して一度はトップを奪い返したんですが、
やっぱりSタイヤで追いかけてくるFujiyamaさんを抑えるのは不可能。
あっさりとヘアピンでパスされてハイ終了。
あとで聞いたら私はちょっと燃料を積み過ぎていた感もあり、
やっぱちゃんとペース配分とか計算とかしないとダメだねってことらしいです。
でも、ザコスピード1-2が飾れたのは大満足。次も良い結果を狙います。
SGTの公式HPに、全車の写真が載るようになってきました(Team&Driversのところ)。
全部揃ったわけではありませんし、エヴァンゲリオンaprは真っ白な車体のままでしたが、
このような資料があるとないとでは大違い。とても参考になります。
てことで、とりあえず一台描いてみました。
HASEMI SPORT TOMICA Z
1時間ほどでてきとーに描いてみた割に、まぁまぁなんじゃないかと思ってます。
今回は09MOLAZをベースに色を塗り替えてスポンサーロゴを貼り直し、
立体感とかを出すための陰影を少し見直しました。
こんな感じでGT300からぼちぼち車種を増やしていく予定。
気長にお待ちください。
FNシリーズ第1戦仙台レビュー [えふぽん!]
久々のMROシリーズ戦となるFormulaNipponは仙台ハイランドで開幕、
仙台の天気は快晴で絶好のレース日和となる中、Takomax、Fujiyama、Yassan、Yashima、
そして通信手段の影響で当日エントリーとなったRinmanがコースに姿を見せた。
・フリー走行
フリー走行は各チームとも決勝に向けた燃費調整やセッティングに神経を集中し、
これまで大勢を占めていた予選練習は最後の数周に限られる展開となった。
そんな中で好タイムを記録したのはK_ONのTakomaxとtanasinnのYassan。
終了直前にタイムを出して、好調さを見せつけた。
・予選
予選はMRO初のノックダウン方式で、今回はQ1は5台、Q2は3台で争われる。
Q1を制したのは予選に弱いと定評のあるZakospeedのYashima。
2位以降には急遽参戦でチーム名未定のRinmanとZakospeedのFujiyamaが続く。
一方、Yassanは僅か0.010秒差でQ2進出を逃し、TakomaxもまさかのQ1敗退となった。
続くQ2もYashimaが好調をキープ、一人51秒台を出して第1戦のPPを獲得した。
セカンドローにはRinman、Fujiyamaはマシントラブルでタイムを伸ばすことが出来なかった。
・決勝
スタート直後の1コーナー。Yashima以外の4台がいきなり4ワイドで観客を沸かせる。
この1コーナー。TakomaxとFujiyamaはなんとか抜けられたものの、
行き場を失ったYassanは2コーナーイン側ポールに激突して順位を落とし、
Rinmanは少し引いて1コーナーに侵入せざるを得ず、1周目を終わった段階で4位に後退した。
3周目、Yassanがコース上でストップし、再び走り出す。どうやら燃料トラブルに見舞われたらしい。
Yassanは燃費走行で何とか完走を果たしたが、フリー走行で好調だっただけに惜しまれる結果となった。
序盤はYashimaがレースをリード、一時2位以下に6秒以上の差を広げる。
2位はFujiyama、Takomax、Rinmanの三つ巴の争いだったが、8周目にRinmanがピットイン。
Rinmanはクリアなコースでペースを上げる作戦のようだ。
15周目にはTakomaxがピットイン。少しナットが噛んだか3.8秒でピットアウト。
16周目、Yashimaはタイヤが苦しくなってミスを連発し、一気に差を詰めていたFujiyamaに抜かれてピットイン。
YashimaはTakomaxの直前でピットアウトするがすぐに追い抜かれ、この2周で1位から4位に転落した。
18周目の時点でFujiyama、Rinman、Takomax、Yashima、Yassanのオーダー。
Fujiyamaはこの時点で、未だピットインしていない。
21周目、先ほどピットインしてタイヤを変えたばかりのはずのTakomaxが再びピットイン。
Sタイヤにしても早い6周でのピットイン、スローパンクチャーでもあったのか。
22周目、Rinmanが2回目のピットイン。
3位で復帰し、ここから最終ラップまでTakomaxとの3位争いが白熱する。
23周目、ようやくFujiyamaがピットイン。ここまでタイヤを持たせる技術はさすがの一言に尽きる。
残り周回数は10周を切り、当然Sタイヤに交換。しかも、わずか2.9秒の早業ピットアウト。
コース上では少し前にYashimaがトップに出ていたが、タイヤが温まって2周ほどで追い付くと、
残り5周となった28周目のヘアピンでYashimaをインからパス。
そのあとは、タイムを52秒台に引上げて独走トップチェッカー!
記念すべき開幕戦の勝者となった。
2位にはFujiyamaを抑えきれず精根尽き果てたYashimaが入り、
Zakospeedがいきなりの1-2フィニッシュを飾った。
3位争いは最終ラップまでもつれたものの、RinmanがTakomaxを振り切り表彰台をもぎ取った。
次戦は5/13、筑波サーキットで第2戦が開催される。
大きなレースはSGT以来となる筑波は、狭くて短く混戦必至。
今回出場できなかったドライバーも含め、白熱したバトルが予想される。
FNシリーズ プレビュー [えふぽん!]
※実在の団体、人物、作品とは一切関係ありませんので見逃してください
本日開幕する久々のMROシリーズ戦はフォーミュラニッポン形式。
開幕の仙台を皮切りに全11戦が予定されているが、
その全てが国内サーキットという異例の日程になっている。
シリーズ告知当初はエントラントが集まらずスーパーGTとの併催も噂されたが、
ここのところの金融大暴落にも関わらず現時点で6チーム7台がエントリーしており、
国際企業の日本国内レースへの関心の高さが見てうかがえる。かもしれない。
・シリーズの特徴
本シリーズでは初のノックダウン予選が導入される。
また、決勝は無給油で走りきる過酷なものとなる。
そのため、フリー走行では予選への練習はもちろんのこと、燃費計算やタイヤセッティングも重要なファクターとなる。
マシンはFN2010スキン。タイヤはブリジストン。最近では珍しいグランドエフェクトカーであり、
ドライバー達はいつもより長いレース距離に加え、強烈な横Gにも耐えなければならない。
・戦略
今回は燃料無給油であることがレースを左右すると思われる。
重いマシンでは序盤の走りが辛く、オーバーテイクにもハードブレーキングが必要となり、
予選の順位がこれまで以上に重要視されることは間違いない。
レースではピットインのタイミングや作業時間によって順位が逆転する場面が多くなると予想され、
また燃費の良し悪しによっては終盤にペースを上げられないマシンも出てくることから、
最後まで予断の許さないレース展開が期待される。
決勝ではタイヤコンパウンドが自由に選べるため、タイヤの使い方も重要になってくる。
ハード-ソフトで走るのか、ソフト-ハードで走るのかによってもペースは大きく変わり、
セッティングによってはソフト-ソフト-ソフトという作戦も可能。各チームの戦略から目が離せない。
・エントラント
K_ONのTakomax、AUBのMmnguは各シリーズ戦でも常連であり、
チーム名からもドライバーの趣味丸出し資金豊富なスポンサーを付けていることが窺え、
今回も間違いなく優勝候補の筆頭に挙げられるだろう。
THIRD clubのAnningは、このシリーズが初参戦となる新人ドライバー。
もともと別のカテゴリーで活躍していたということで、テストでは初走行とは思えない走りを披露し、
今シーズンの台風の目として注目されている。
また、同じく注目を集めるのはtanasinn racingのYassan。
出走こそ少ない若手ドライバーではあるものの、評論家の間では彼のスピードは折り紙つき。
優勝はもちろんのこと、安定感さえ得られればチャンプを取ってもおかしくないと言われている。
今シリーズで一気に開花するか。
Team RomanのTosyは久々の出走となる。
彼のドライバーキャリアは長くその安定した走りから「振り向いたらTosy」と言われ、
コツコツとポイントを重ねて上位に食い込む走りで玄人ファンを唸らせる。
またチームを陰で操るJean Toddyの政治力によって、
気づいたら彼の思うがままのルールに変更されているかもしれない脅威の存在でもある。
現在のところ唯一2台体制を発表しているZakospeedは、FujiyamaとYashimaがエントリー。
Fujiyamaは、どうやら間違えてザコスピードに入ってしまったらしい。
彼はたまたま暇つぶしに寄ったザコスピードのモーターホームでアイスを食べ、
その代金を支払う時に書いたクレジットカードのサインが実は契約書だったことに気付かず、
知らない間にチームに編入されてしまったとの噂が流れている。どうにもついてない。
本来、Fujiyamaのスピードと安定感があればシリーズチャンプ大本命の一人なのだが、
雑魚スピードとYashimaに足を引っ張られないかが唯一の心配である。
その他にもテストには参加したが参戦表明していないドライバーが多く、
現在スポンサーやチームとの交渉中と思われる。
シーズン中からの彼らの活躍にも大いに期待したい。
・第1戦 仙台プレビュー
初の無給油レース、しかもいつもより少し長いレースとなり、各チームとも慎重にならざるを得ない。
仙台はコースが狭い上に入り組んでいるため、ミスをしやすいコースとしても有名である。
また1周が長い割に抜きにくいので、予選順位は他のコースよりも重要となる。
ノックダウン予選ではQ1でのミスは命取りで、誰が上位に食い込むかが見所の一つとなる。
レースでは殆どのチームは1回ストップを選択すると思われるが、戦略によっては2回ストップも考えられる。
そのため、ドライバーのペースとタイヤの使い方がカギを握ると思われる。
いずれにしても初の試みが多いレースだけに、予想がつかない展開を期待したい。